コネクレーンズ、深圳エネルギーグループ環境保護会社と完全自動WTEクレーン13基を契約

 フィンランドKonecranes(Hyvinkää:ヒュビンカー)は9月6日、今年6月、中国Shenzhen Energy Group Environmental Protection Company (深圳省エネルギーグループ環境保護会社)との間で、13基のKonecranes廃棄物エネルギー(WtE)「GL」クレーンと19のグラップルの納入契約を締結したと発表した。

 完全に自動化されたクレーンは、3つの非常に近代的なサイトの建設とグループの拡大の一環として、広東省、中国に位置する深圳省エネルギーグループ環境保護会社の工場に配信される。クレーンはTRUCONNECT®リモート監視機能を標準装備しており、スペアパーツの契約が締結されている。2018年3月から4月の間に予定されている。

 Konecranes Waste-to-Energy GLクレーンには、深い溝と圧迫ローラーがあり、オーバーラッピングを防ぐ。トロリー/機械アセンブリは、すべてのトロリーホイールに均等な荷重を配分し、Sway Control スラックロープ防止、ショック負荷防止、位置モニタリングにより、生産性を向上させ、オペレータの信頼を高め、トレーニング時間を短縮し、クレーンの潜在能力を最大限に引き出すことができる。

 深圳郊外の山間部に位置する廃棄物エネルギー工場は、毎年5,000万トンの廃棄物を焼却することが予想されている。年間2,000万人の住民が廃棄物の約3分の1を焼却する。この施設では、太陽光パネルによる廃棄物の焼却や発電に最先端の技術を使用し、自らが持続可能なエネルギーを供給できるようにする。

 

 Konecranesは、製造業、プロセス業界、造船所、港湾、ターミナルなど、幅広い顧客にサービスを提供する世界をリードするLifting Businesses™のグループ。Konecranesは、能力を高めたソリューションを提供し、すべてのメーカーの設備を持ち上げるサービスを提供する。グループは、50カ国600カ所に1万6,800人の従業員を擁している。KonecranesクラスA株式は、ナスダックヘルシンキ(記号:KCR)に上場している。

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