デンソー岩手、新工場の安全祈願祭、2018年10月完成、19年5月操業目指す

 デンソーの子会社、デンソー岩手(岩手県胆沢郡金ケ崎町)が新工場を建設することになり9月1日、デンソーの加藤宜明会長や達増知事が出席して同社敷地内で工事の安全祈願祭が行った。新工場は約100億円をかけて建設され、デンソーのエレクトロニクス製品の生産の一翼を担うとともに、地域社会の発展に貢献していく。

 新工場は金ケ崎町西根森山のデンソー岩手の敷地内に約100億円をかけて建設され、従来から生産している半導体ウエハや今年6月から生産開始予定の半導体センサーに加え、新工場で新たに自動車用メーター、ハイブリッド車のモーターを制御する「パワーカード」等の生産を計画。

 現在、デンソー岩手は地元からの雇用を中心に約600人の従業員がいるが、新工場の稼働により2020年までに、約1,000人に拡大する方針。新工場は2018年10月に完成、2019年5月に生産を開始する予定。

<㈱デンソー岩手の概要>

社名:株式会社デンソー岩手

創業年月:2012年10月1日

所在地:岩手県胆沢郡金ケ崎町西根森山4-2

資本金:23.5億円

出資比率:株式会社デンソー100%

社長:伊藤 秀一

従業員数: 616人(2017年2月末)、 約1,000人(2020年度見込み)

事業内容:半導体ウエハ・センサーの製造、販売

敷地面積:約290,000㎡

延床面積: 約 106,000 ㎡(拡張前) 約 126,000 ㎡(拡張後)