共和工業所が8月31日に発表した2018年4月期第1四半期(5~7月)連結業績によると、売上高は22億9,700万円(前年同期比48.6%増)、営業利益2億9,100万円(同123.2%増)、経常利益3億900万円(同207.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億2,500万円(同204.1%増)となった。
建設機械部門の売上高は、国内向け売上16億7,300万円(前年同期比46.9%増)、海外向け売上3億7,400万円(同92.0%増)となった。なお、海外向け売上は海外子会社及び商社を通じて販売している。
自動車関連部門の売上高は、1億5,300万円(同10.7%増、産業機械部門の売上高は、3,600万円(同48.0%増)となった。
建設機械業界は、国内では主にレンタル業界向けを中心に、新排ガス規制実施前の需要増加の影響を受けた。一方、海外では北米や南米において、一般建設機械の需要が拡大したことに加え、中国では全国的にインフラ工事が進行し一般建設機械の需要は大幅に伸びた。また、石炭価格の上昇に伴いインドネシアで鉱山機械の需要が増加した。
2018年4月期連結業績は、売上高76億円(前期比3.3%増)、営業利益6億8,000万円(1.6%増)、経常利益7億2,000万円(0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5億5,000万円(1.9%増)と6月予想を据え置いた。