英Off-Highway Research(オフ・ハイウェイ・リサーチ)が8月30日に発表したニュースリリースによると、中国の油圧ショベルの販売台数は、昨年に比べて2017年は83%増えると予想されている。2017年上半期の生産量は、2016年同期間の2倍以上に増加したが、この勢いは6月以来わずかに減速している。
Off-Highway Researchによれば、油圧ショベルの需要急増はインフラプロジェクトの資金調達環境の改善により2016年に始まった。一方で、大規模な国有請負業者は、プロジェクトの銀行融資を得ることがますます容易になった一方で、国務院は、認可されたインフラプロジェクトを実行するために地方自治体に圧力をかけるようになった。さらに、PPPプロジェクトの実施は、中央政府と地方政府の両方によって加速され、道路を含む多くの新しいプロジェクトが開始された。Off-Highway Researchの油圧ショベル業界に関する新しいレポートによれば、高速道路、空港、地下鉄、そして土木工事が全国で行われている。
6トン以上の掘削機の中国市場は、クローラーモデルによって支配されている。昨年の販売台数のわずか1%がホイールマシンだった。
Off-Highway Research は、2017年の販売量が2018年も持続するかどうか、また2019年の中国IV排出基準の導入が市場を混乱させるかどうかについて懸念しているが、年間の需要は 今後4〜5年間は80,000台レベルとなる。これは2015年と2016年の深刻な低気圧ではなく、2014年と同様の水準に市場を回復させるだろうと。