森永食研、福岡県うきは市と立地協定、医療・介護用給食の生産拠点建設

 福岡県うきは市は8月8日、同市浮羽町三春の三春工業団地に進出する食品製造加工販売業「森永食研」(大分市)と立地協定を結んだと発表した。同工業団地への進出は2社目で、操業開始は来年4月の予定。

 森永食研は2002年に設立、医療、介護用給食の提供を主業務としている。大分市内に2工場を持ち、大分、福岡、熊本県全域と宮崎県の一部を商圏としているが、九州全域をカバーする生産拠点として、うきは市への進出を決めた。

 敷地面積は約1万7,500㎡で、第1期工事として投資額7億円で、延床面積約1,650㎡の工場を建設する。操業当初の新規雇用は地元を中心に約30人を計画している。