日精樹脂工業、ホンマ・マシナリーを支援、「日精ホンママシナリー(株)」設立へ

 日精樹脂工業は8月4日、4月27日付で大阪地方裁判所に民事再生手続開始の申立てを行ったホンマ・マシナリー(大阪市淀川区)と、同社の全事業の承継を含む事業再生支援を目的とするスポンサー契約を結んだと発表した。8月中旬に100%子会社として「日精ホンママシナリー株式会社」を設立、10月2日に事業譲受する予定。

 ホンマ・マシナリーは1946(昭和21) 年、本間鋳造所として創業、2008(平成20)年に現商号となり、ターニングセンター・五面加工機等の汎用工作機械や大型特殊専用機の製造を手掛けている。

 日精樹脂工業は射出成形機およびその関連製品の製造販売を主な事業としているが、ホンマ・マシナリーの大型工作機械等の製造技術や同社のブランド評価を維持しつつ、日精樹脂工業の事業との連携を図る観点から、事業譲渡による事業承継を前提とした支援を行うもの。

<ホンマ・マシナリー株式会社の概要>

事業内容:大型、超大型NC 工作機械の設計・開発、製造、販売

設立:1957(昭和32) 年5月

本社所在地:大阪市淀川区田川3丁目7番3号

代表者:代表取締役 本間 義朗

資本金:4,900万円

売上高:11億6,300万円(2017年4月期)

日精樹脂工業との関係:なし