青森県は6月15日、金属部品加工業の酒井精密工業(東京都羽村市)が八戸市に新工場を開設し、7月上旬に操業を始めると発表した。本社工場に次ぐ第2の拠点で、6月22日に青森県、八戸市と立地協定を結ぶ。本社工場が手狭になっているほか、東北で新規取引獲得をめざし、八戸進出を決めた。
八戸北インター工業団地の賃貸工場「テクノフロンティア八戸」の一棟(延床面積362㎡)を借り受け、工場として使用する。当初、地元雇用4人を含む7人で操業し、2017年度の売上高は7,000万円を見込んでいる。
酒井精密工業は自動車のラジエーター部品や光コネクター関連の部品が主力で、年間売上高は2億円。従業員は14人。