レンゴーは4月24日、タイの合弁会社タイ・コンテナーズ・グループ社(TCG社)は、インドネシアのジャカルタ東部に位置する段ボールメーカーであるインドコル・パッケージング・チカラン社(旧社名:スマーフィット・コンテナー・インドネシア社)の株式の80%を取得したと発表した。
インドネシアでは、TCG社を通じて、2013年9月に段ボールメーカーのプリマコル・マンディリ社、2014年12月に紙器・段ボールメーカーであるインドリス・プリンティンド社を買収しており、この株式取得により、スリヤ・レンゴー・コンテナーズ社(SRC社)と合わせ、7工場の体制となる。
インドネシアをはじめ東南アジアでの段ボール事業は、ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、国内同様グローバルな事業展開を目指すグループ海外事業の重要な戦略事業と位置付けており、今後とも段ボール供給体制の一層の充実を図っていくとしている。
<タイ・コンテナーズ・グループ社 概要>
住所: 1 Siam Cement Rd., Bangsue, Bangkok 10800, Thailand
株主:レンゴー30%、SCGパッケージング社70%
事業内容:段ボールおよび紙器、軟包装の製造、販売
<インドコル・パッケージング・チカラン社 概要>
住所:Kawasan Industri Jababeka Cikarang
Jl. Industri Selatan 2, Block LL.3,
Desa Pasirsari, Kecamatan Cikarang Selatan, Bekasi 17550, Indonesia
株主:TCG社80%、Gunadi Stiawan20%
事業内容:段ボールシート・ケースの製造、販売
売上高:1320億インドネシアルピア(約11億円)(2015年度実績)