HD建機(HD Construction Equipment):2026年4月8日
HD建機は4月8日、現代建設(Hyundai Engineering & Construction、Hyundai E&C)と建設機械向けスマート安全技術の共同開発・適用に関する基本合意(MOU)を締結したと発表した。建設現場の安全性向上を目的に、AIなどを活用した安全技術の導入を加速する。
調印式は4月7日、韓国・ソウル市鍾路区にある現代建設本社で行われ、両社関係者が出席した。今回の合意は、両社の技術力と現場での知見を融合し、建設機械の安全管理能力の高度化と持続的な協業体制の構築を狙う。
協業内容としては、①スマート安全技術を搭載した油圧ショベルなど建設機械の供給、②製造段階から安全装置を組み込むための技術協議および標準化の推進、③スマート安全機能を備えた建設機械の実証・検証――を進める。
HD建機は、現代建設が保有・運用する建設機械に対し、高度な安全センサーやモジュールを提供する。具体的には、AIベースのカメラで周囲の作業員を検知しオペレーターに警告するスマートアラウンドビューモニター(SAVM:Smart Around View Monitor)や、荷重と機体の傾きをリアルタイムで計測し転倒リスクを抑制する過負荷警報装置(OWD:Overload Warning Device)などを導入する。
さらに2026年後半からは、次世代安全技術を搭載した「スマートショベル」を現場へ順次投入する計画。これらの機種には、衝突警報、緊急停止機能(E-STOP)、作業エリアを仮想的に制限する「バーチャルウォール(Virtual Wall)」などの先進機能を備える。バーチャルウォールは、操作ミス時でも機械が設定範囲外へ逸脱するのを防ぐ仕組みとなる。
HD建機のチェ・テグン副社長(Choi Tae-geun)は、「今回の協業を通じて、AIベースの安全ソリューションとスマート建機の普及を拡大し、建設現場における実質的な安全性向上に貢献していく」とコメントした。
コメントを投稿するにはログインしてください。