オフハイウェイ・リサーチ(Off-Highway Research):2026年4月1日
オフハイウェイ・リサーチが発表した北米建設機械市場の年次レビューによると、同市場はコロナ後の拡大局面を経て調整段階に入り、2025年は2年連続の縮小となった。一方で中長期的には回復基調が見込まれ、2030年には過去最高水準に達する見通しが示された。
同レビューでは、今回初めてメキシコを含めた北米市場として分析を実施。それによると、同市場はパンデミック後に3年連続で販売増加が続いた後、2025年は前年比約1%減(約2,500台減)となり、2年連続の減少で着地した。
2026年については、さらに市場が縮小する見通しとされているが、その後は回復に転じ、年々成長を続けることで、2030年には35万台を超える過去最高の販売水準に達すると予測している。
足元の市場見通しは全体として弱含みだが、地域別では回復の兆しも見られる。オフハイウェイ・リサーチは、カナダ市場について、2026年が回復の起点になると分析している。カナダは2023年から2025年まで3年連続で販売減少が続いており、2025年も前年比4%減となったが、今後は緩やかな回復局面に入ると見ている。
同社は、今後5年間のカナダ市場について、2025年に経験した「ソフトランディング」からの回復過程にあると位置付けている。
同レビューでは、国別および機種別の販売動向、生産状況、国際比較、2030年までの市場予測などを詳細に分析しており、北米市場で事業を展開する企業や参入を検討する企業にとって重要な意思決定資料となる。メーカー、ディーラー、レンタル会社、金融機関、輸入業者など、建機業界の幅広い関係者を対象としている。