三一重工、英文版2025年業績をHPで発表、増収増益・純利益41%増・営業CFは28億ドルに拡大

三一重工(SANY Heavy Industry)は4月8日、2025年12月期の業績を発表し、売上高・利益ともに大幅な伸長を示した。主力の建設機械事業が堅調に推移したほか、海外事業の拡大が全体業績を押し上げた。

売上高は前年比14.73%増の124.9億ドル、親会社株主に帰属する当期純利益は同41.18%増の11.8億ドルとなった。営業活動によるキャッシュフローは28.0億ドルで、前年から34.84%増加し、収益の質の高さを裏付けた。純利益率は9.5%と、前年から1.7ポイント改善した。

事業別では、主力の油圧ショベルが同13.73%増の48.3億ドルと堅調に拡大。コンクリート機械は9.53%増の22.0億ドル、クレーンなどの揚重機械は18.67%増の21.8億ドルと伸長した。道路機械は25.18%増の5.32億ドル、杭打ち機械は35.81%増の3.92億ドルと高い成長を示した。その他事業も13.28%増の23.5億ドルとなり、全セグメントで増収を確保した。

地域別では、海外事業が引き続き成長を牽引した。海外売上高は15.14%増の78.3億ドルで、全体の64%を占めた。アジア太平洋地域は16.17%増の33.4億ドル、欧州は1.50%増の17.5億ドル、米州は8.52%増の15.6億ドルとなった。アフリカは55.29%増の11.6億ドルと最も高い伸びを示した。

同社はグローバルで研究開発体制の強化を進めており、2025年には海外市場向けに60の新製品を投入。製品は現在、180以上の国・地域で販売されている。

今後は新興国市場での需要拡大と先進国市場での安定需要を背景に、グローバル展開を一層推進する方針。デジタル化や脱炭素化への取り組みを強化するとともに、再生可能エネルギーやインテリジェント機器分野での製品ラインアップ拡充を図る。

ニュースリリース

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