明治機械は4月10日、栃木県足利市の足利事業所地内に建設を進めてきた「技術開発センター(M-TECH)」が竣工し、4月9日(木)に竣工式を執り行ったと発表した。4月10日(金)より正式稼働を開始する。
■食品機械120年超の老舗が次世代拠点を整備
同社は創業から120年以上にわたり、日本の食品産業において機械メーカー兼プラントエンジニアとして事業を展開してきた。近年は食をめぐる環境変化や顧客ニーズの多様化が加速しており、より高度な試験・開発環境の整備が急務となっていた。今回のセンター設立は、長年蓄積してきた粉粒体技術を次世代へ継承し、顧客との共同開発や技術革新を加速させる拠点として位置づけられる。
■施設概要
所在地は栃木県足利市鹿島町1115(足利事業所地内)。鉄骨造2階建てで、建築面積492.03㎡、延床面積606.55㎡。総投資額は3億円。屋上には自家消費型太陽光発電設備を設置し、脱炭素への取り組みも組み込んだ設計となっている。
■三つの機能を集約
センターは大きく三つの役割を担う。
顧客サービス面では、充実した試験設備・分析機器・調理室を活用し、粉粒体および加工機械の試験、食品試作・共同商品開発、安全研修・技能トレーニング、受託加工などのサービスを提供する。
開発拠点としては、顧客との共同試験を通じて「精選」「粉砕」「分級」「混合」に関するデータを蓄積し、基礎研究や新製品開発、高精度設計力の強化を推進する。
また地域貢献の観点から、新たな雇用創出による地域産業の発展にも寄与するとしている。
■業績への影響は軽微
同社では、本件が2027年3月期の連結業績に与える影響は軽微との見通しを示している。開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとしている。
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