・ボンフィールド氏は10月退任へ
キャタピラー(Caterpillar Inc.):2026年4月8日
キャタピラーは4月8日、最高財務責任者(CFO)の交代を発表した。現CFOのアンドリュー・ボンフィールド(Andrew Bonfield)氏は2026年10月1日付で退任し、後任にはカイル・エプレイ(Kyle Epley)氏が5月1日付で就任する。ボンフィールド氏は移行期間中、アドバイザーとして関与する。
ボンフィールド氏は2018年に同社へ入社し、約8年間にわたりCFOを務めた。2025年にはCFOリーダーシップ・カウンシル(CFO Leadership Council)およびチーフ・エグゼクティブ・グループ(Chief Executive Group)から「CFO of the Year」に選出されている。在任中は同社の財務体質強化と経営モデルの高度化を推進し、2025年には通期売上高・収益で過去最高の676億ドルを達成したほか、第4四半期には単四半期として過去最高の191億ドルを記録するなど、記録的な業績をけん引した。
ジョー・クリード(Joe Creed)会長兼CEOは「同氏のリーダーシップは当社の成功に不可欠だった。規律ある意思決定と卓越した財務専門性により、グローバルな財務組織を競争優位に高めた」と評価した。
後任のエプレイ氏は約30年にわたり同社で経験を積んできたベテラン。現在はグローバル・ファイナンス・サービス部門のシニア・バイスプレジデントを務め、財務戦略、計画、資金、価格戦略、不動産・施設管理などを統括している。これまで事業部門CFOやコーポレートコントローラーなどを歴任し、同社の幅広い事業に精通する。
クリードCEOは「エプレイ氏は当社の戦略や文化を深く理解し、事業と連携して成果を創出してきた実績を持つ。強固な基盤の上に立ち、財務組織を次の成長段階へ導くことを期待している」と述べた。
ボンフィールド氏も「エプレイ氏は次のステージにふさわしいリーダーであり、同社の持続的成長と長期的価値創出に貢献するだろう」とコメントしている。
同社は移行の円滑化に向け、ボンフィールド氏が10月1日までアドバイザーとして支援する体制を敷く。
■会社概要
キャタピラー(Caterpillar Inc.)は建設・鉱山機械、オフハイウェイ用ディーゼル・ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車などを手掛ける世界最大級のメーカー。2025年の売上高は676億ドル。パワー&エナジー、建設機械、資源産業の3事業を中核とし、販売金融子会社キャット・ファイナンシャル(Cat Financial)や世界的な販売代理店網を通じて事業を展開している。
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