・8型シリーズ拡充でリサイクル現場の生産性向上へ
住友建機は4月9日、新型マテリアルハンドリング機「SH330LC-8(MH/LM/EC仕様)」を4月15日から販売開始すると発表した。本年1月に投入した「SH250-8」に続く8型シリーズをベースに開発した金属リサイクル向け機で、専用ロングブーム・ロングアームを備えたMH仕様を含む3仕様を展開し、ラインナップを拡充する。
同機は油圧ショベルに発電機と制御盤を搭載し、マグネットやグラップルを装着することでスクラップを効率的に処理する専用機。エレベータ式キャブにより作業状況を俯瞰できるほか、安定性を高めた設計により安全な作業を実現する。
■主な特長は以下の通り。
・キャブ性能:新構造のエレベータキャブを採用し、サブシリンダの追加と新型サスペンションにより振動を大幅に低減。スクラップ荷降ろし時の揺れ(加速度)を従来機比で約37%低減し、連続作業時のスムーズなハンドリングとオペレータの快適性を向上した。
・快適性能:10インチの大型高解像度モニターを新採用し、視認性と操作性を向上。カメラ映像による安全確認も容易にした。エアサスペンションシートを標準装備し、ランバーサポートやシートヒータを備えることで長時間作業時の疲労軽減に配慮した。
・作業性能:アーム・ブーム・旋回の流量バランスをモニター上で調整できるカスタマイズ機能を搭載。レバー応答特性の調整にも対応し、俊敏な操作から安定重視の操作まで柔軟に設定できる。新型角度センサにより干渉防止性能を向上し、手前作業性を改善。さらに左右アームにLEDライトを標準装備し、夜間作業性を高めた。
・安全性能:後方270度を上空視点で表示するFVM(フィールドビューモニター)を標準装備。キャブ干渉防止機能や落下防止弁、緊急降下装置なども備え、安全性を強化した。MH仕様ではカウンタウエイト形状を見直し、旋回時のはみ出しを抑制。さらに旋回半径の短縮により接触リスク低減を図った。
同社は新機種投入により、金属リサイクル現場における作業効率化と生産性向上への貢献を一層強化していく考え。
詳細は、ニュースリリース
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