スチールプランテック(横浜市西区)は4月8日、同社の11製品が、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が公募する「令和7年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金(Ⅰ)工場・事業場型」の先進設備・システムに採択されたと発表した。
採択されたのは、環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™(エコアーク)シリーズ」や、電源系統の安定化と生産性向上を図る新電源システム「CleanArc(クリーンアーク)」(TMEICとの共同開発)、アーク炉操業支援システム「AUTO-ARC」など、電炉製鋼や圧延工程における省エネ・高効率化技術が中心。加えて、条鋼圧延用直送圧延設備(Hot Direct Rolling)やスマートプロダクツ群なども対象となった。
「ECOARC™シリーズ」は電力原単位の大幅削減と柔軟なレイアウト対応が評価されており、電炉製鋼の脱炭素化に寄与する主力技術。一方、「CleanArc」は電源系統の安定化により操業効率を高めるとともに電力使用の最適化を図る。「AUTO-ARC」は溶解制御やホットスポット制御により操業の高度化と省エネを実現するシステムである。
同補助金は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、資源エネルギー庁が高い省エネ効果が見込まれる先進技術を支援する制度で、導入事業者は一定の省エネ要件を満たすことで補助を受けることができる。
同社は「本制度の活用を通じて顧客の設備投資を後押しし、自社の省エネルギー技術の普及を図ることで脱炭素社会の実現に貢献する」としている。
■採択製品
・焼結鉱冷却用水封式円形クーラ
・環境対応型高効率アーク炉「ECOARC™シリーズ」
・アーク炉用新電源システム「CleanArc」(TMEICとの共同開発)
・Spco-EcoLaserNavi(エスエコレーザーナビ)
・条鋼・線材連続圧延設備「EBROS™(イブロス)」
・条鋼圧延用直送圧延設備(Hot Direct Rolling)
・ターンコイル
・小粒対応型PFR炉(並行流蓄熱式石灰焼成炉)
・測温サンプリング採取ロボット「Spco-ROBO KNIGHT(エスロボナイト)」
・AUTO-ARC〈アーク炉溶解制御システム Spco-MELT(エスメルト)〉
・AUTO-ARC〈スマートホットスポット制御 Spco-HOTSPOT(エスホットスポット)〉