三菱重工グループ、米アトランタ国際空港「ATL SkyTrain」APM設備更新工事を受注

・世界最多旅客数を誇るハブ空港の基幹交通システムを10年間で全面アップグレード

三菱重工グループの米国現地法人・Crystal Mover Services, Inc.(CMSI、本社:米国ヴァージニア州ダレス)は4月8日、ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港を運営するアトランタ市航空局と、同空港の全自動無人運転車両(APM)システム「ATL SkyTrain」の設備更新工事契約を締結したと発表した。契約期間は2026年3月から2036年3月までの10年間。

APMシステムの信号システムをはじめとする各種機器・設備の更新、既存車両の更新に加え、追加車両の導入を含む総合的な設備更新工事となる。これにより、同空港の安全・安定運行を長期にわたり維持する。

ATL SkyTrainは、メインターミナルとレンタカー施設を結ぶ3駅間(全長約2.2km)を高架複線軌道で結ぶ交通システムで、2009年12月に営業運転を開始した。CMSIは開業以来、24時間365日の体制で運行・保守(O&M)を担当しており、2024年12月には5年間のO&Mサービス更新契約を締結している。

今回の設備更新工事は、三菱重工グループがAPMシステムを納入してから15年以上が経過したことを踏まえ、システムの機能強化と老朽化対策を目的としたもの。世界最多の旅客数を誇るアトランタ国際空港の重要なインフラとして、今後も信頼性の高いサービスを提供していく。

CMSIは2009年の設立以来、三菱重工グループが米国で納入したマイアミ、ワシントン・ダレス、アトランタ、オーランド、タンパなど主要空港のAPMシステムのO&Mを一貫して手がけており、長年の現地運用実績を活かした今回の受注となった。

三菱重工グループは今後も、優れたデザイン性と経済性、CO₂を排出しないクリーンなAPMシステムの提供とO&Mサービスを国内外で推進。交通利便性の向上とカーボンニュートラル社会の実現に貢献していく方針である。

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