香川県は3月30日、増田化学工業(香川県高松市)を同県企業誘致条例に基づく助成措置対象企業に指定したと発表した。半導体製造向けのプロセス材料・電子化学材料の需要拡大に対応するため、新規生産設備「MC-5」の設置を決定したもの。
新設備の建設地は香川県高松市朝日町四丁目で、本社敷地内に建設する。建築面積は419.5㎡、投資額は約22億円を見込む。2027年4月1日の業務開始を予定し、新たに10名を雇用する計画。
同社は各種化学品の製造販売および受託製造を手掛けており、今回の設備投資により半導体分野向け製品の供給体制を強化する。近年、半導体市場では先端プロセスの高度化に伴い、電子化学材料の品質・安定供給への要求が高まっており、同社はこれに対応する生産能力の増強を図る。
助成措置としては、香川県企業誘致条例に基づき投下固定資産額や新規雇用者数に応じた支援が予定されているほか、高松市においても同市企業誘致条例による助成が実施される見込み。設備新設にあたっては、香川県と高松市が連携し、各種行政手続きについてワンストップで支援してきた。
■プロジェクト概要
所在地:香川県高松市朝日町四丁目12番52号
設備名称:MC-5
建築面積:419.5㎡
投資額:約22億円
稼働開始:2027年4月1日予定
新規雇用:10名
事業内容:半導体製造向けプロセス材料、電子化学材料の製造