・香川県が企業誘致助成対象に指定
香川県は4月3日、フジタ(東京都渋谷区)による「(仮称)観音寺プレキャスト・コンクリート工場」(香川県観音寺市)の新設計画を、県企業誘致条例に基づく助成措置対象企業に指定したと発表した。投資額は約180億円で、地域雇用創出と建設資材の安定供給体制の強化を図る。
同計画は、観音寺市凪瀬町にプレキャスト・コンクリート製品の製造拠点を新設するもの。プレキャスト・コンクリートは工場であらかじめ製造されたコンクリート製品・部材の総称で、品質の安定化や施工効率の向上に寄与することから、インフラ整備や建築分野で需要が高まっている。
新工場の建築面積は約2万1,600㎡で、2027年7月の操業開始を予定。新規雇用は20名程度を見込む。県は、投下固定資産額および新規雇用者数に応じた助成を実施する予定としている。
また、工場新設にあたっては、香川県と観音寺市が連携し、各種行政手続きに関するワンストップサービスで企業側を支援してきた。今回の誘致は、地域産業基盤の強化と雇用創出の観点からも意義が大きい。
フジタは東京都渋谷区に本社を置く建設会社で、建設工事の請負、企画、設計、監理およびコンサルティング事業などを展開している。今回の新工場建設により、同社はプレキャスト製品の供給体制を強化し、国内建設需要への対応力向上を図る。
■プロジェクト概要
所在地:香川県観音寺市凪瀬町5番1ほか
施設名称:(仮称)観音寺プレキャスト・コンクリート工場
事業内容:プレキャスト・コンクリート製品の製造
建築面積:約21,613.86㎡
投資額:約180億円
操業開始:2027年7月(予定)
新規雇用:約20名
事業主体:フジタ