・性能・快適性を刷新し次世代機へ
竹内製作所は4月2日、15トンクラスの油圧ショベル新製品「TB3150」および「TB3150R」を4月より発売すると発表した。従来機「TB2150」「TB2150R」の実績をベースに、性能、快適性、操作性を大幅に高め、幅広い現場ニーズに対応する次世代機として展開する。
同社は小型建設機械メーカーとして、掘削力に加え耐久性や安定性、操作性、快適性、メンテナンス性を強みとしてきた。今回の新機種ではこれらの特長をさらに進化させ、内装を全面刷新するとともに、操作系のデジタル化を推進した。
新機種は、クラス最高水準の性能と汎用性を追求。TB3150はブームスイング機構を採用し、機体を移動せずにブーム操作が可能で、狭隘現場などでの作業効率向上に寄与する。一方、TB3150Rは固定式ブームにより高い安定性と掘削力を確保し、モノブームと2ピースブームの選択にも対応する。いずれも油圧性能を大幅に強化し、複合動作時でも高いパフォーマンスを維持することで作業能力の向上を図った。
操作性・快適性の面では、同社油圧ショベルとして初めてプッシュスタート方式の「Takeuchi Access Management」を採用。パスコードやRFIDキーにより始動を管理し、盗難防止性能を高めるとともに、ユーザーごとの設定カスタマイズも可能とした。キャブは人間工学に基づき設計され、広い室内空間と良好な視界を確保。標準装備の8インチカラータッチスクリーンでは各種設定のほか、270度カメラ映像の表示にも対応し、安全性と操作性を向上させている。
さらに、4系統の補助油圧配管(AUX)をオプション設定し、チルトや回転など多様なアタッチメントの使用に対応。現場に応じた柔軟な作業を可能とした。
環境面では、EUステージVおよび米国Tier4排出ガス規制に適合したエンジンを搭載。DPFとSCRを組み合わせた後処理システムによりNOxやPMを低減する。メンテナンス性についても主要コンポーネントへのアクセス性を向上させ、日常点検の効率化を図った。
また、稼働管理システム「TFM(Takeuchi Fleet Management)」を標準装備し、稼働状況や位置情報、メンテナンス履歴の遠隔監視に対応。故障予防や盗難時の迅速対応にも寄与する。
同社は今回の新製品投入により、中型クラス油圧ショベルのラインアップ強化を図り、国内外市場での競争力向上を目指す。
コメントを投稿するにはログインしてください。