鹿児島市は3月30日、医薬品開発の受託研究(CRO)を手掛ける新日本科学(鹿児島本社:鹿児島市)との間で、研究開発施設の増設に関する立地協定を締結した。事業拡大に対応した研究体制の強化と、地域雇用の創出を図る。
今回の計画は、同社が鹿児島市宮之浦町において非臨床CRO事業の研究開発施設を増設するもの。鹿児島本社機能の拡充を通じ、医薬品開発ニーズの高度化・多様化に対応する。
締結式は同日、鹿児島市役所本館特別会議室で開催され、新日本科学の永田良一代表取締役会長兼社長、長利京美専務取締役のほか、鹿児島市の下鶴隆央市長、鹿児島県の北村貴志商工労働水産部長らが出席した。
同社は非臨床試験を中心としたCRO事業を展開しており、医薬品開発の上流工程を担う企業として国内外で事業を拡大している。今回の施設増設により、研究能力の強化とともに受託案件の拡大を図る。
また、操業開始から5年後には鹿児島本社の従業員数を1,175人規模とし、このうち85人の新規雇用を計画しており、地域経済への波及効果も期待される。
■プロジェクト概要
所在地:鹿児島市宮之浦町2642番1の一部 ほか
用地面積:11,384.98㎡
建物面積:11,765.18 ㎡
操業開始:2027年11月(予定)
従業員数:1,175人(5年目計画、うち新規雇用85人)
事業内容:非臨床CRO事業