荏原製作所と明電舎は3月31日、女性社員のキャリア形成と次世代リーダー育成を目的とした「女性リーダー育成プログラム」を共同開催したと発表した。2025年のトライアル実施を経て、今回が初の正式開催となる。
機械製造業における女性管理職比率は、産業全体平均の12.6%に対し約4%と低水準にとどまる。特に産業機械メーカーでは、従来型の組織構造やロールモデル不足が、女性社員のキャリア形成を阻む要因となっている。こうした構造的・心理的課題の解消には企業単独での取り組みでは限界があると判断し、両社が連携した。
プログラムは1月23日と2月20日の2日間にわたり実施。両社から選抜された女性社員計20名(荏原8名、明電舎12名)が参加した。初日は荏原本社、2日目は明電舎本社を会場とし、相互訪問形式で対面ワークショップを実施した。
異なる企業文化や業務経験を持つ参加者同士が意見交換を行うことで、自社内では得られない多様な視点や気づきを共有。キャリア形成に対する意識向上とともに、将来のリーダー像を具体化する機会となった。
両社は、企業の垣根を越えた人材育成の取り組みを通じて、機械業界全体のダイバーシティ推進と競争力強化につなげていく考え。今後も同様の連携施策を継続し、次世代リーダーの育成基盤の構築を進める。
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