JCB:2026年3月30日
英国の商用資産サプライヤーであるドーソングループ・エナジーソリューションズ(Dawsongroup | energy solutions)は、JCBが開発した水素燃焼エンジン搭載発電機を世界で初めて導入した。
同社が導入したのは、新型発電機「G60RS Hジェネセット」。ジェーシービー(JCB)の独自開発による水素燃焼エンジンを搭載し、ディーゼル機と同等の出力・性能・効率を確保しながら、使用時のCO₂排出をゼロとする点が特徴である。
今回の水素発電機は、同社が保有する発電機フリートに加わるもので、既存のジェーシービー(JCB)製ステージIIIおよびステージV対応機155台(20kVA~500kVA)とともに運用される。なお同社は過去12カ月間で、ステージVモデルに対し400万ポンド超を投資している。
ドーソングループ・エナジーソリューションズのポール・リドリー(Paul Ridley)マネージングディレクターは、「仮設電源業界では信頼性と効率性が極めて重要であり、当社が提供する機器は最高水準である必要がある。そのため、ワトリングJCB(Watling JCB)との協業を継続している。同社のサポートは常に高品質で、当社のスピード感ある事業運営に適している」と述べた。
さらに同氏は、「顧客の短期および長期のニーズに対応する適切な電源ソリューションの提供に注力している。エネルギー技術は急速に進化しており、水素は将来のエネルギーミックスの中核と見られている。今回の投資により、この技術に高い関心を持つ顧客が早期に導入できる環境を整える」と説明した。
導入された水素発電機の初号機は、データセンター向けのバックアップ電源として設置される予定。AIやデジタルサービスの拡大に伴い需要が高まるデータセンターでは、高い電源信頼性が求められる一方で、環境負荷低減への対応も課題となっている。水素発電は、性能を維持しつつ低炭素化を実現する有力な選択肢として期待されている。
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