東洋エンジニアリング、2026年度入社式で細井社長が新入社員に訓示

・変化を乗りこなす力と3つの資質を提示

東洋エンジニアリングは4月1日、2026年度入社式を実施し、細井栄治社長が新入社員66名に向けて挨拶を行った。世界的なエンジニア不足と事業環境の急変を踏まえ、同社の使命とともに、今後求められる人材像として「相手を理解する力」「努力し続ける力」「時流に対する感度」の3点を強調した。

細井社長は、TOYOグループ約7,000人を代表して新入社員を歓迎したうえで、「世界ではエンジニアが圧倒的に不足しており、日本の技術とTOYOのエンジニアリングに対する期待は大きい」と指摘。同社が掲げる「地球と社会のサステナビリティに貢献する」というミッションは創業以来不変であり、今後も世界各地での活躍に期待を寄せた。

一方で、地政学リスクやエネルギー問題、主要国の政策転換、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAIの進展などを背景に、事業環境は急速に変化していると説明。「変化を恐れるのではなく、『波に乗る』感覚で乗りこなすことが重要」と述べた。

そのうえで、新入社員に求める資質として3点を提示。第一に「相手を理解する力」を挙げ、「聴く力」と「問う力」を通じて相手の考えを把握し、組織の力として活かすことがリーダーシップの基盤になるとした。第二に「努力し続ける力」として、仕事への興味ややりがいを見出し、学び続ける姿勢の重要性を強調。第三に「時流に対する感度」として、複数の知識を組み合わせてビジネスモデルを描ける人材の必要性に言及し、「個々人のトランスフォーメーションが時代の変革を支える」と述べた。

また、「Bloom where you are planted(置かれた場所で花を咲かせよ)」との言葉を紹介し、配属後の環境にかかわらず最善を尽くす姿勢を求めた。最後に、健康管理の重要性とチームで困難を乗り越える意義に触れ、「皆さんは大切なチームの一員であり、充実した日々を送りながら活躍してほしい」と激励した。

2026年度の新入社員は66名(男性52名、女性14名)。内訳は総合職62名、一般職4名。

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