・次世代PM育成とロールモデルとしての実績評価
東洋エンジニアリングは4月1日、同社従業員の金沙氏が、公益社団法人化学工学会の2025年度化学工学会賞において「女性賞」を受賞したと発表した。同社社員の同賞受賞は今回が初めて。
同賞は、化学工学および化学関連産業における優れた技術業績や研究に加え、男女共同参画の推進に向けた制度整備や環境づくりに貢献した個人に授与されるもの。
受賞した金沙(Jin Sha)氏は、2009年に同社初の女性プロジェクトエンジニアリングマネージャーに就任して以降、海外プラント建設プロジェクトにおいてプロジェクトマネージャーなどの要職を歴任。プロジェクトマネジメント分野で豊富な実績を積み重ねてきた。
加えて、プロジェクトマネジメントに関する知識体系の整備や人財育成プログラムの構築、設計品質向上の支援活動などを通じ、海外拠点を含むグループ全体で次世代プロジェクトマネージャーの育成に長年取り組んできた。女性エンジニアのロールモデルとしての存在感と、継続的な人財育成への貢献が高く評価された。
同社は、性別や年齢、国籍にとらわれない多様な人材が活躍できる環境づくりを推進しており、今回の受賞は同社のみならず、化学関連産業全体におけるダイバーシティ推進の一層の進展につながるとしている。
東洋エンジニアリングは1961年創立の総合エンジニアリング企業で、これまで60カ国以上でプラント建設およびエンジニアリングサービスを展開。アンモニア・尿素など化学肥料分野を基盤に、石油化学、石油・ガス処理、資源開発、発電などへ事業領域を拡大してきた。現在は脱炭素社会の実現に向け、環境配慮型ソリューションの提供にも注力している。
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