日本精工(NSK )は4月1日、東京都品川区の本社において2026年度入社式を開催した。新入社員へのメッセージや決意表明を行ったほか、エンゲージメント向上を目的に精密ベアリングを搭載したコマ「イェンスピン(Yen Spin)」を記念品として贈呈した。
式典では、市井明俊社長が新入社員に向けてメッセージを述べた。同社は1916年創立で、2026年は110周年の節目にあたる。社長は、自身の入社から40年を振り返りつつ、「NSKに入社して良かったと実感できる仕事や仲間との出会いがある」と期待を示した。
また、同社はこれまで産業の発展とともに安全で豊かな社会の実現に貢献してきたとした上で、今後も社会から必要とされる企業であり続ける姿勢を強調。一方で、社会や産業が大きな転換期を迎える中、技術・製品を新たな分野へ展開するため、ビジネスポートフォリオの変革が重要になるとの認識を示し、「一人ひとりが変革の主役となること」を求めた。
さらに新入社員に対し、重視すべき行動指針として3点を提示した。第一に「正(ただ)しさ」を挙げ、「一旦立ち止まり、正しい判断をすること、異変を感じた際には止める勇気を持つこと」の重要性を説いた。第二に「個を超えて今を超えて」として、現状に安住せず高い目標に向けて主体的に行動する姿勢を求めた。第三に「出会いと仲間を大切に」とし、多様な価値観との接点が成長につながると強調した。
同社は、精密ベアリングを中核とする技術を軸に、自動車や産業機械分野を中心に事業を展開しており、今後は事業構造の変革を通じて新領域への展開を加速する方針である。
ニュースリリース
コメントを投稿するにはログインしてください。