千代田化工建設、2026年度期首メッセージ、「全社営業」で成長加速へ 安全最優先と中計2年目の実行強化

千代田化工建設は4月1日、本社で2026年度の期首にあたり、太田光治社長が従業員に向けたメッセージを発表した。新入社員79人を迎えた新年度のスタートに際し、安全最優先の徹底とともに、中期経営計画の実行加速に向け「全社営業」の推進を掲げた。

太田社長は冒頭、新入社員の入社について「イノベーションを生む原動力となる情熱とエネルギーを歓迎する」と述べ、既存社員も含めた成長の重要性を強調した。

足元の事業環境については、中東情勢の不透明さに言及し、「従業員と家族の安全確保を最優先に対応する」と明言。同社が担うエネルギーインフラ事業の公共性と社会的責任の重さに触れ、「安全はすべてに優先する」との方針を改めて徹底した。また、プロジェクト推進に携わる関係者への謝意とともに、危機管理体制の強化を進める考えを示した。

経営面では、昨年度に始動した中期経営計画「経営計画2025」に言及。同計画は「自己変革」を中核に、10年後に向けた高付加価値型エンジニアリング企業への転換を掲げるもので、初年度は新たな成長に向けた基盤構築を進めてきた。

2年目となる2026年度は、その実行を加速するフェーズと位置付け、「全社員が当事者意識を持ち、新規案件の創出・受注につなげる『全社営業』のマインドが不可欠」と強調した。

組織面では、従来の営業本部を基盤に新設した「成長推進本部」の役割を明確化。同本部を軸に全社営業を推進し、新規案件の獲得や事業ポートフォリオの変革、企業価値向上を図る。また、先端技術とエンジニアリング力の融合による差別化を進め、顧客との「事業共創」を拡充する方針を示した。

最後に太田社長は、国際情勢を踏まえ平和の重要性に触れるとともに、安全・健康の確保とコンプライアンス遵守の徹底を改めて要請。「中計2年目の2026年度を、自己変革の成果を実りに結びつける1年とする」とし、長期的成長と「魅力あるエンジニアリング会社」への進化に向けた取り組み強化を呼びかけた。

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