カルビー、コーンスナック新ライン新設で供給能力を1.5倍に拡大、広島工場で2027年稼働開始

カルビー(東京都千代田区)は3月27日、広島県廿日市市の広島はつかいち工場において、連結子会社ジャパンフリトレーのコーンスナック製造ラインを新設すると発表した。2027年4月から順次生産を開始し、「マイクポップコーン」や「ドリトス」などの供給能力を現行比約1.5倍に引き上げる。

ジャパンフリトレーは1957年に日本初のポップコーン製造・販売会社として設立され、現在は「マイクポップコーン」「ドリトス」「チートス」などを展開、コーンスナック市場でトップシェアを持つ。現状は茨城県古河市の古河工場から全国へ出荷しているが、関東1拠点からの供給体制は物流効率やコスト面で課題があり、需要増への対応にも制約があった。

こうした中、カルビーグループは2026年10月にジャパンフリトレーの営業・物流機能をカルビーへ統合する方針を打ち出しており、今回の設備投資はその体制見直しの一環となる。広島はつかいち工場の既存敷地を活用して新ラインを整備し、東西2拠点体制を構築することで、物流効率の改善と供給リスク分散を図る。

また、同社の成長戦略「Accelerate the Future」において掲げる供給体制強化の具体策とも位置付けられる。生産能力の増強に加え、安定供給体制の確立により、国内スナック事業の競争力向上を目指す。

■プロジェクト概要
所在地:広島県廿日市市・広島はつかいち工場

内容:コーンスナック(ポップコーン、トルティーヤチップス等)製造ライン新設
対象製品:「マイクポップコーン」「ドリトス」など
生産開始:2027年4月(予定、順次稼働)
能力増強:国内生産能力 約1.5倍(現行比)
目的:供給能力増強/東西2拠点化による物流効率化/供給リスク分散

ニュースリリース