荏原製作所、熊本・氷川排水機場に大型雨水ポンプ4台を納入

・排水能力毎分1,560m³で地域の浸水対策を強化

荏原製作所は3月27日、熊本県が整備した氷川排水機場(竜北地区)に大型雨水ポンプ4台を納入したと発表した。老朽化した旧機場の更新に対応するもので、地域の防災・減災機能の強化に寄与する。

対象となる氷川町周辺は、かんきつ類やもち米、い草などの農業が盛んな一方、平坦な地形のため降雨時には排水路へ水が集中しやすく、農地や道路、宅地の浸水リスクが高い地域である。このため排水機場は農業インフラとしてだけでなく、住民生活を守る重要な防災設備として位置付けられている。

今回のプロジェクトは、約40年が経過した旧氷川排水機場に代わる新施設の建設に伴い、大型雨水ポンプを新設したもの。納入されたのは横軸斜流ポンプ(1650HZGM型)4台で、総排水量は毎分1,560m³に達する。これは標準的な25mプール(約600m³)の水量を約23秒で排出できる能力に相当し、集中豪雨時の迅速な排水対応を可能とする。

施工期間は2023年3月から2026年3月までで、熊本県八代郡氷川町鹿野地内に設置された。ポンプは口径1,650mm、吐出量6.50m³/s、全揚程4.0m、出力340kWの仕様となっている。

荏原は雨水排水機場向けポンプで国内トップクラスの納入実績を持ち、新設・更新・改造案件を幅広く手掛けている。今後も長期ビジョン「E-Vision2035」のもと、安全・安心な社会インフラの構築や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく方針。

■プロジェクト概要
事業名:氷川排水機場(竜北地区)整備事業
発注者:熊本県
納入機器:横軸斜流ポンプ(1650HZGM型)4台
排水能力:1,560m³/分(合計)
ポンプ仕様:口径1,650mm/吐出量6.50m³/s/全揚程4.0m/出力340kW
工事期間:2023年3月1日~2026年3月13日
施工場所:熊本県八代郡氷川町鹿野地内

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