・保守効率向上とダウンタイム低減を支援
JLGインダストリーズ(JLG Industries, Inc.):2026年3月26日
JLGインダストリーズは3月26日、現場技術者のトラブル対応を効率化し、設備稼働率の向上とサービス品質の強化を目的とした新たな技術支援ソリューション「JLGバーチャル・リモート・アシスタント(JLG Virtual Remote Assistant)」を発表した。
同社は、オシュコシュ(Oshkosh Corporation)傘下で、高所作業車(MEWP)およびテレハンドラの世界的メーカー。今回の新ソリューションは、スマートフォンなどのモバイル端末を通じて、現場技術者と同社の技術サポート担当者をリアルタイムで接続し、遠隔からの可視化支援を可能にする。
同システムでは、SMSやメールで送信される安全なリンクにアクセスするだけで利用でき、専用アプリのダウンロードは不要。現場の技術者は機器の状況をそのまま映像で共有でき、JLGのサポート担当者はその映像を見ながら、的確な診断と指示を行う。
JLGのカスタマーサポート担当ディレクターであるトラビス・マイヤーズ(Travis Myers)氏は、「ダウンタイムの1分1秒が生産性と収益性に影響する。今回のソリューションにより、技術者が見ている状況をそのまま把握できるため、より迅速で的確な問題解決が可能になる」とコメントしている。
従来の電話ベースのトラブル対応では、状況把握に時間を要し、推測に頼るケースも多かった。これに対し、バーチャル・リモート・アシスタントでは、ライブ映像上で部品箇所を指し示したり、マーキングしたりすることが可能で、問題箇所の特定を迅速化する。
操作性も簡便で、特別なトレーニングを必要としない直感的なインターフェースを採用。技術者はセッションに参加しカメラアクセスを許可するだけで、リアルタイムの視覚的ガイダンスを受けられる。これにより、初回対応での問題解決率向上や再訪問の削減が期待される。
同ソリューションは、機器ライフサイクル全体にわたる顧客支援強化の一環として位置付けられており、サービス能力の高度化を通じて、設備稼働率の向上、運用効率の改善、投資回収の最大化に寄与する。
マイヤーズ氏は「視覚的な確認とガイダンスにより、問題の特定と解決を迅速化し、不要なサービス訪問の削減にもつながる」と述べている。
なお、本機能は現在、北米地域の顧客向けに提供されており、利用環境や通信状況により性能が変動する場合がある。
■JLGの概要
JLGインダストリーズ(JLG Industries, Inc.)は、高所作業機器の設計・製造・販売を手掛ける世界的企業。主力製品にはJLGブランドの高所作業車、スカイトラック(SkyTrak)ブランドのテレハンドラなどがあり、多様なアタッチメントを含めた幅広い製品群を展開する。
■オシュコシュの概要
オシュコシュ(Oshkosh Corporation)は米国ウィスコンシン州に本社を置く特殊車両・機器メーカーで、世界150カ国以上に製品を展開。JLGのほか、ピアース(Pierce)、マクニールス(McNeilus)、オシュコシュ・ディフェンス(Oshkosh Defense)などのブランドを擁し、全世界で約1万8,000人の従業員を有する。
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