JFEエンジニアリング、神奈川県足柄上衛生組合の可燃ごみ処理施設を受注

・DBO方式で整備・20年運営

JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は3月30日、神奈川県足柄上衛生組合から新可燃ごみ処理施設の整備・運営事業を受注したと発表した。設計・施工から長期運営までを一括で担うDBO方式により、広域ごみ処理体制の構築を支援する。

本事業は、南足柄市と中井町、大井町、松田町、山北町、開成町の1市5町による広域処理体制の一環として実施するもの。既存の南足柄市清掃工場や大井美化センター、足柄西部環境センターを集約し、新たにストーカ式焼却炉(40t/日×2炉)を備えた可燃ごみ処理施設を整備する。

同社は、JFE環境テクノロジーなどと共同企業体(代表企業:JFEエンジニアリング)を組成し、施設の設計・施工に加え、2030年から2050年までの20年間にわたる運営も担う。

新施設には、同社独自の高温空気燃焼技術を発展させた「対向流燃焼方式」を採用。低空気比でも安定した燃焼が可能で、ごみ量やごみ質の変動に柔軟に対応する。また、完全自動運転システム「BRA-ING」の導入により燃焼の安定化と発電効率の向上を図る。

安全対策では、AI煙検知システム「Smoke AI®」などを活用した火災防止機能を導入。さらに、横浜本社のグローバルリモートセンターから遠隔監視・操業支援を行い、運転の高度化と安定化を実現する。

同社は、廃棄物発電プラント分野のリーディングカンパニーとして、廃棄物の有効活用とエネルギー回収を通じ、SDGsの達成と地域課題の解決に貢献していく方針だ。

■プロジェクト概要
発注者:足柄上衛生組合(南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町)
受注者:JFEエンジニアリング(代表)、JFE環境テクノロジー、淺沼組、下田組、神成工業、野地電機、サトー、JFE環境サービス、あしがら環境保全
事業名:新可燃ごみ処理施設整備・運営事業
工事場所:神奈川県南足柄市内山48-1
事業内容:ストーカ式焼却施設(40t/日×2炉)の設計・施工、20年間の運営
受注金額:245億7400万円(税込)
設計・建設期間:2026年3月~2030年3月
運営期間:2030年4月~2050年3月

ニュースリリース