日立建機は3月30日、中型ホイールローダ向けオプション「アプローチ警報装置」を日本国内で4月1日より受注開始すると発表した。ダンプトラックへの積み込み作業時における安全性向上を目的としたもので、タイヤと対象物との距離を音で通知する。
対象機種はZW180-7、ZW220-7、ZW250-7、ZW310-6、ZW330-6の5機種。標準小売価格は87万円(税抜)で、年間30台以上の販売を目指す。ホイールローダ向けの警報装置の提供は建設機械メーカーとして初めて(同社調べ)としている。
ホイールローダによるダンプトラックへの積み込み作業では、運転席からタイヤとダンプトラックの距離を正確に把握しにくいという課題がある。バケット操作と車両前進を同時に行う必要があるため、オペレータの負担が大きく、距離感の把握が難しいことが接触事故のリスク要因となっている。
今回のアプローチ警報装置は、車体に搭載したセンサーにより対象物との距離を検知し、注意音と警告音の2段階でオペレータに通知する仕組み。音による通知距離は2段階で設定可能で、現場条件や作業者の好みに応じた運用に対応する。
同社は「人と機械の最適な関係」を掲げ、顧客と協創するソリューション「Reliable Solutions」を展開しており、安全性向上、生産性向上、ライフサイクルコスト低減への貢献を目指す。
なお、日立建機は2027年4月1日付で商号を「ランドクロス株式会社」、コーポレートブランドを「LANDCROS」に変更する予定。
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