日本精工(NSK)、CDPサプライヤー・エンゲージメント評価で最高評価

・サプライチェーン全体の脱炭素対応を加速

日本精工(NSK)は3月27日、国際環境非営利団体CDPが実施する2025年のサプライヤー・エンゲージメント評価(SEA)において、最高評価となる「CDPサプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されたと発表した。

同社はCDP2025において、「気候変動」分野で最高評価の「A」、「水セキュリティ」分野で「A-」を取得しており、環境情報開示および取り組みの両面で高い評価を得ている。

評価の背景には、サプライチェーン全体を対象とした温室効果ガス(GHG)排出削減の取り組みがある。特に排出量の多くを占める鋼材などの原材料や調達部品に由来する排出量の低減に注力しており、取引先との連携を強化。排出量算定の支援やデータ収集の推進などを進めている。

2022年度以降はこうした取り組みを一段と強化し、連携対象は資本関係のない企業を含め58社に拡大。構成部品の調達金額ベースで約8割をカバーするまでに広がっている。こうした取り組みと積極的な情報開示が、今回の最高評価につながったとしている。

同社はまた、トライボロジー(摩擦・潤滑技術)とモノづくり技術を基盤に、環境貢献型製品の開発を推進。加えて、生産工程での省エネルギー化や技術革新、再生可能エネルギーの活用などを進め、調達から製造、物流、製品使用、廃棄に至るまでの全工程で環境負荷低減に取り組んでいる。

今後については、「ESG経営」を重要課題の一つと位置付け、カーボンニュートラルをはじめとする環境対応を強化し、持続可能な社会への貢献と企業価値向上の両立を図る方針。

■会社概要
日本精工(NSK)は1916年に日本初の軸受メーカーとして創業。軸受(ベアリング)を中心に、自動車部品や精機製品などで事業を展開し、現在は約30カ国に拠点を有するグローバル企業。軸受分野で世界第3位のシェアを持つほか、ボールねじや電動パワーステアリングでも高い競争力を持つ。企業理念「MOTION & CONTROL™」のもと、社会の安全・安心と環境保全への貢献を掲げている。

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