東京応化工業(神奈川県川崎市)は3月25日、福島県郡山市と郡山西部第一工業団地(第2期工区)における土地売買契約を締結し、新たな工場用地を取得したと発表した。半導体市場の拡大を見据え、将来の事業展開に向けた基盤確保を図る。
同社は1994年から郡山西部第二工業団地内で郡山工場を運営し、フォトレジストや高純度化学薬品の製造を行ってきた。今回取得した用地は、郡山市内で2か所目の拠点用地となる。
同社グループは長期ビジョン「tok Vision 2030」のもと、「tok中期計画2027」において戦略投資を推進している。今回の用地取得は、半導体市場の中長期的な成長を前提に、将来の需要変動にも柔軟に対応できる生産・事業基盤の強化を目的とするもの。
今後は、事業環境や市場動向を踏まえながら、新用地の具体的な活用方法について検討を進める方針。現時点では建設計画などの詳細は未定としている。
既存の郡山工場は、同社の主力生産拠点の一つとして重要な役割を担っており、今回の用地取得により同地域での生産体制強化の余地が広がる。
■プロジェクト概要
所在地:福島県郡山市熱海町上伊豆島(郡山西部第一工業団地 第2期工区 C-1~4区画)
面積:約90,794.04㎡
取得価格:約15億円
用途:工場用地(具体的活用は今後検討)
■既存拠点概要(郡山工場)
所在地:福島県郡山市待池台1-23
敷地面積:165,764㎡
従業員数:248名(2025年12月末時点)