ボッシュ・レックスロス(Bosch Rexroth):2026年3月25日
ボッシュ・レックスロスは3月25日、リサイクル用途向けギヤボックス「ハイドロトラックGMR3000シリーズ(HYDROTRAC GMR 3000)」のラインアップ拡充を発表した。独ミュンヘンで開催される環境・リサイクル見本市「IFAT」で披露する。新たに二軸破砕機向けのコンパクトモデル「GMR3360ダブルタワーギヤボックス(GMR 3360)」を追加し、高性能シュレッダー用途への対応を強化する。
リサイクルプラントにおける破砕工程では、多様な材料を処理するため、部分負荷での運転に加え、突発的な負荷ピークや詰まり(ブロッケージ)への対応が求められる。特に定置式設備では、粉じん環境下での長時間連続稼働が一般的であり、高い信頼性と耐久性が不可欠となる。
こうした要求に対応するため、同社は実績ある標準ギヤユニットをベースに、破砕機用途に最適化した「ハイドロトラックGMR3000シリーズ(HYDROTRAC GMR 3000)」を開発。モバイル機および定置機の双方に対応し、油圧駆動・電動駆動いずれのシュレッダーシャフトにも適用可能とした。出力トルクは60〜450kNmに対応し、多様な破砕機に適用できる。
全サイズでリングギヤまたは出力軸による柔軟な出力構成を選択可能で、同社の豊富な油圧モータ製品群との組み合わせにも対応する。油圧駆動の場合は専用バルブ技術と同社製油圧モータの組み合わせにより過負荷保護機能を確保。電動駆動の場合には、コントローラ「RC5-6/40(RC5-6/40)」でクラッチ制御・監視を行うオプションの過負荷モジュールを用意し、詰まり発生時の機械やギヤボックスの損傷リスク低減を図る。
今回新たに追加した「GMR3360ダブルタワーギヤボックス(GMR 3360)」は、二軸破砕機向けのコンパクトソリューション。標準的な軸間距離で110〜330kNmのトルクレンジに対応し、高い出力密度を実現した。同期機能もオプションで用意する。
また同社は、クローラ式破砕機やシュレッダーなどのモバイルリサイクル機向けに、走行駆動ソリューション「ハイドロトラックGFTシリーズ(HYDROTRAC GFT)」も提供している。
拡充したギヤボックスシリーズは、IFAT(ホールB4、ブース452)で展示する。
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