アトラスコプコ、超高純度ガス供給システム事業を取得

・半導体向けガス・薬液供給分野を強化

アトラスコプコ(Atlas Copco Group):2026年3月24日

アトラスコプコは、超高純度ガスおよび化学薬品供給システムを手がけるCVDエクイップメント(CVD Equipment Corporation)のステンレス・デザイン・コンセプツ部門(Stainless Design Concepts、SDC)に関連する資産を取得し、同社グループに組み入れると発表した。

今回取得するSDCは、米ニューヨーク州ソーガティーズに拠点を置き、半導体および産業用途向けにガスおよび液体化学品の供給・分配システムを設計・製造している。従業員26人は、買収完了後にアトラスコプコ・グループへ移籍する予定。

アトラスコプコの真空技術事業本部(Vacuum Technique)でビジネスエリアプレジデントを務めるコーエン・ローワーズ(Koen Lauwers)氏は、「SDCは1984年に設立され、1999年以降はCVDの一部として事業を展開してきた。顧客中心のアプローチと製品品質、人材の献身により、信頼されるパートナーとして成長を遂げてきた」と評価。「今回の買収により、『セレス(Ceres)』ブランドで展開するガス、蒸気、液体供給システムの製品群をさらに強化する」と述べた。

買収金額は約1,690万ドル。2026年第2四半期中の完了を見込んでいる。取得後、SDCは同社の真空技術事業本部内の半導体装置部門に組み込まれる。

アトラスコプコは、圧縮空気・真空ソリューション、エネルギー機器、排水・産業用ポンプ、産業用工具や組立・マシンビジョンなど4つの事業領域を展開。2025年の売上高は1,680億スウェーデンクローナ、従業員数は約5万6,000人に達している。

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