日立建機ヨーロッパ(Hitachi Construction Machinery (Europe) NV:HCME):2026年3月24日
日立建機の欧州子会社である日立建機ヨーロッパは3月24日、13トンクラスのバッテリー式電動ショベル「ZX135-7EB」を発表し、ゼロエミッション建機のラインアップを拡充した。都市部や住宅地など、排出ガスや騒音規制が強化される環境での需要拡大に対応する。
ZX135-7EBは排出ガスゼロを実現するとともに、同クラスのディーゼル機に比べて低騒音での稼働が可能。加えて、メンテナンス負担の軽減やダウンタイムの低減も見込める。
性能面では、ディーゼルモデル「ZX135-7」と同等レベルの作業能力を確保。都市建設や住宅開発など、排出ガス・騒音規制のある現場で幅広い用途に対応する設計とした。
電源方式は、198kWhのリチウムイオン電池によるバッテリー駆動と、CEE規格400V三相交流電源に接続して稼働する有線グリッドアシストの2モードを用意。これにより長時間稼働や連続作業が可能となる。電動駆動システムは、バッテリー状態やモーター負荷率などを遠隔監視でき、ライフサイクルコスト低減にも寄与する。
また、外部騒音の低減により、時間帯の制約がある現場でも柔軟な作業が可能。安全面では、作業エリアを270度の俯瞰視点で確認できる「エアリアルアングル(Aerial Angle)カメラシステム」を搭載している。
日立建機ヨーロッパのプロダクトマネージャーであるノリヒコ・キヌガワ(Norihiko Kinugawa)氏は、「当社最大のバッテリー駆動ショベルであり、都市および住宅建設プロジェクトにおいて高い生産性と効率性を発揮する」と述べ、「堅牢な構造と日常運用を支える充電システムを兼ね備えている」と説明した。
さらに、「ゼロエミッション機の需要拡大に対応するとともに、安全性、生産性、ライフサイクルコスト低減といった顧客ニーズに引き続き応えていく」としている。
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