・新型電動フォークリフトや自動化技術を披露
ユングハインリッヒ(Jungheinrich):2026年3月24日
ユングハインリッヒは、ドイツ・シュトゥットガルトで3月24日から26日まで開催される物流機器見本市「ロジマット2026(LogiMAT 2026)」に出展し、将来の効率的かつ連携型マテリアルフローに向けた最新ソリューションを発表した。
同社は「Connected solutions that fit. From every perspective.」をテーマに掲げ、手動と自動化プロセスのシームレスな統合による最適な物流プロセスの構築を提案。総展示面積1,160㎡で同展示会最大規模の出展者として、多様な製品・技術を披露している。
会場では、ホール9(ブースB05)にて「コネクテッド・ソリューションズ(Connected Solutions)」コンセプトを展開し、企業規模を問わず物流プロセスの効率化と将来対応力の強化を支援する統合ソリューションを紹介。ホール8(ブースC17)ではモバイルロボットを展示し、倉庫内作業の自動化や処理能力向上、既存システムとの統合の容易さを訴求している。
また、屋外エリアでは新ブランド「アントオン・バイ・ユングハインリッヒ(AntOn by Jungheinrich)」を展開し、エントリークラス向け産業車両を紹介。さらに東入口にはインフォハブを設け、来場者への情報提供を強化している。
展示の中核は、エントリーモデルからハイエンド機までを網羅するカウンターバランスフォークリフトの新ポートフォリオで、「アントオン」シリーズから新型「EFG 2/3シリーズ」、フラッグシップ機「ファルコン(FalcOn)」までを一体的に提案している。
新型電動カウンターバランスフォークリフト「EFG 2/2iおよび3/3iシリーズ」は、最大2トン級クラスにおける新世代モデルとして全面刷新。コンパクト設計により狭小な倉庫や生産現場での高い作業効率と安全性を実現した。用途に応じた3つの性能バリエーションを用意し、視認性向上や振動低減、先進支援システムの導入により、オペレーターの快適性と生産性も高めている。
さらに、高所倉庫向けリーチトラック「ETV 4i」は、高い処理能力と低運用コストを両立。無負荷時で最大1.5m/sの昇降速度(liftingPRO)を実現し、同クラス最高水準の性能を達成した。リチウムイオン電池を標準搭載し、急速・機会充電による高稼働率を確保するとともに、省スペース設計により倉庫効率を向上させる。
重量物用途向けには、高電圧システムを採用した電動フォークリフト「ファルコン(FalcOn)」を参考出展。EFG 5シリーズをベースに開発され、高負荷・急勾配・屋外連続稼働といった過酷条件への対応を想定している。電動化が難しいとされてきた重負荷領域においても、内燃機関に代わる有力な選択肢となる可能性を示した。
自動化分野では、モバイルロボット「EAC 212a」を紹介。最大1,200mmの受け渡し高さでパレットやメッシュボックスの搬送・保管を自動化し、安定したマテリアルフローを実現する。AIを活用した3Dパレット検知により、手動機との混在環境でも高い認識精度を確保。輪郭ベースのナビゲーションにより、既存レイアウトを変更することなく導入可能で、安全性と柔軟性を両立している。
ユングハインリッヒは今回の展示を通じ、電動化と自動化、デジタル化を融合した次世代物流の姿を提示し、顧客ごとの要件に応じた最適なマテリアルフローの実現を訴求している。
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