柳工(LiuGong)、新春開工と設備出荷式を開催、世界市場向け出荷を本格化

・ 「十五五」で売上600億元・海外比率60%へ

柳工(LiuGong):2026年3月16日

柳工は3月16日、2026年の新春開工式および初回設備出荷式を開催し、建設機械の世界市場向け出荷を本格化した。中期計画「十五五(第15次5カ年計画)」の初年度にあたり、売上高600億元超、海外売上比率60%の達成を目標に掲げ、グローバル展開を一段と加速する。

開工式は2月22日(旧暦正月初六)、柳工インテリジェント国際工業園で開催された。柳工グループおよび柳工股份の党委書記・董事長である鄭津氏が出席し、経営陣および従業員代表とともに新年度の始動を宣言した。鄭氏は「馬のように先頭に立つ勇気と持続的な行動力で、過去の成果を礎に現在を深化させ、将来の成長を切り拓く」と述べた。

また「十五五」期間の戦略として、組織体制の迅速な最適化を進めるとともに、市場開拓、生産能力の確保、品質向上、部門間連携の強化を掲げ、高品質成長の実現を目指す方針を示した。

同日には、開工と同時に初回設備出荷式も実施。ローダー、油圧ショベル、モーターグレーダー、フォークリフト、トラクターなどが「鋼鉄の車列」を形成し、同工業園から世界各地の大型プロジェクト現場へ向けて出発した。これらの製品は、同社の掲げる「人類の力を拡張する」という使命のもと、インフラ建設などでの需要に応える。

地域拠点でも出荷が相次いだ。安徽省では2月24日、復工式とともに複数シリーズ・多トン数帯のクレーン10数台が出荷された。さらに2月25日には、山東省のフォークリフト工場からリチウムイオン電池を搭載したEシリーズ電動フォークリフト80台が国内各地へ出荷され、電動化製品の量産・供給体制の強化を印象付けた。

新年の稼働再開にあたり、経営陣は各部門やグループ会社を訪問し、従業員との意見交換を実施。鄭氏は、AI時代に対応したサービス力・業務遂行能力の強化を求めるとともに、各事業会社に対し経営基盤の強化と運営の標準化を指示した。

また、国際事業部およびグローバル研究開発センターに対しては、「柳工は製品輸出から産業チェーンの海外展開へと進化した」とし、海外市場の競争激化を認識しつつも成長余地は大きいと指摘。市場ニーズに基づいた技術開発と、コスト・品質の両立を重視する姿勢を強調した。

柳工は、新年度のスタートとともにグローバル市場での攻勢を強め、インフラ需要の取り込みと電動化・高度化製品の拡販を軸に、世界有数の装備・技術ソリューションプロバイダーへの飛躍を目指す。

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