中联重科(Zoomlion)、ハンガリー高所作業機械工場(第1期)を開所、欧州展開を加速

中联重科(Zoomlion):2026年3月18日

中联重科は3月18日、ハンガリー・タタバーニャ(tatabánya)において高所作業機械工場(第1期)の開所式を開催した。新工場の稼働は、同社のグローバル展開における新たな節目であり、「1+n」型の製造・サービスモデルを通じて、世界の産業エコシステムへの統合を一段と加速する。

同工場は、高度化・スマート化・環境対応を特徴とする高所作業機械の製造拠点で、主にブーム式およびシザー式高所作業車を生産。欧州市場向けに安定した製品供給体制を構築する。中联重科はハンガリーを重要拠点と位置付け、電動化、知能化、低炭素化といった技術革新を欧州市場と融合させるとともに、現地ニーズに適合した製品開発を推進する。

併せて、欧州域内でのサービス体制の強化も進め、部品供給能力、技術サポート力、サービス対応速度の向上を図り、顧客への迅速かつ高度なサポート提供を目指す。

開所式には、ハンガリー外務貿易大臣のペーテル・シーヤールトー(Péter Szijjártó)氏、国会議員ヤーノシュ・ベンチック(János Bencsik)氏、中国駐ハンガリー大使館公使参事官の陳毅偉(Chen Yiwei)氏、タタバーニャ市長イロナ・スーチュネー・ポストヴィッチ(Ilona Szücsné Posztovics)氏、CTPグループ(CTP Group)ゼネラルマネージャーのフェレンツ・ゴンディ(Ferenc Gondi)氏、中联重科の共同社長である王永祥氏、副社長兼高所作業機械事業責任者の任会礼氏のほか、顧客・パートナーが出席した。

シーヤールトー外相は「中国企業はハンガリー経済の発展に重要な役割を果たしている。中联重科による欧州初のスマート高所作業機械工場の建設は、数百人規模の雇用創出と中小企業への大きな機会をもたらす」と評価した。

また、ベンチック議員は「経済発展は動的な取り組みであり、新工場の稼働は地域経済構造の新たな柱となるとともに、雇用の強化にも寄与する」と述べた。

陳毅偉氏は「本プロジェクトは中ハンガリー経済協力の重要な成果であり、インフラ整備を支援するとともに、両国の産業・サプライチェーンの融合を促進し、産業高度化と雇用拡大にも寄与する」と意義を強調した。

任会礼氏は「第1期の稼働は新たな出発点であり、今後も投資を拡大し、第2期建設を早期に開始する。現地人材の確保を進め、より安全で簡便、かつ環境負荷の低い高所作業の実現に向けてパートナーと連携する」と述べた。

中联重科は、グローバル化とローカル化の融合を進める中国の代表的な装備製造企業の一つ。現在、海外に13の研究・生産拠点と400カ所以上の販売・サービス拠点を展開しており、これらのネットワーク強化を背景に海外事業は持続的な成長を続けている。

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