ヒロセ電機(横浜市都筑区)は3月18日、インド南部タミル・ナドゥ州チェンナイ市に新たな製造拠点を設立すると発表した。新会社「ヒロセ・エレクトリック・チェンナイ(HIROSE ELECTRIC CHENNAI PRIVATE LIMITED)」を設立し、2027年夏に一部稼働を開始する予定。成長が続くインドの車載市場に対応し、現地生産による供給体制の強化を図る。
同社は、インド市場における車載ビジネスの拡大を見据え、迅速な顧客対応と供給能力の向上が不可欠と判断。新拠点では車載向けコネクタを中心に生産し、インド国内および周辺地域への供給拠点として機能させる。
背景として、インドの自動車市場は中長期的に高成長が見込まれており、現地生産によるリードタイム短縮や顧客密着型の対応が求められている。ヒロセ電機は、まず車載分野を軸に事業基盤を構築し、将来的には現地企業や周辺分野への顧客開拓も進める方針。現地ニーズに適合した製品・サービスを提供する体制の整備を進める。
新工場では約100人規模の雇用を予定しており、品質と生産性の両立を図りながら運営する。これにより同社はグローバル生産ネットワークを強化し、市場対応力の向上と海外展開の加速につなげる考えだ。なお、2026年3月11日には現地で調印式を実施している。
■プロジェクト概要
所在地:インド・タミル・ナドゥ州チェンナイ市
敷地面積:1,700㎡
生産品目:車載向けコネクタ等
初期投資額:約10億円
稼働開始:2027年夏(一部生産)
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