米ヘリオス・テクノロジーズ、新水族館に海洋科学デジタル拠点、教育・研究支援を強化

ヘリオス・テクノロジーズ(Helios Technologies):2026年3月18日

ヘリオス・テクノロジーズは、新設されるモート科学教育水族館(Mote Science Education Aquarium:SEA)内の「海洋科学・技術デジタルハブ(Marine Science & Technology Digital Hub)」のリードスポンサーとなると発表した。海洋研究機関であるモート海洋研究所(Mote Marine Laboratory)との連携により、技術革新と地域社会への貢献を強化する。

同デジタルハブは、STEM教育ラボに隣接して設置される最先端のサテライト型ライブラリーで、水族館来館者が専用端末を通じてモートのデジタル資源にアクセスできる環境を提供する。端末は、科学論文、動画、写真、教育資料などを収録したデジタルポータル「CLARK(Cyber Library for Accessible Resources & Knowledge)」に接続される。

CLARKには、ユージェニー・クラーク博士(Dr. Eugenie Clark)、チャールズ・M・ブレダー・ジュニア(Charles M. Breder, Jr.)、ペリー・ギルバート博士(Dr. Perry Gilbert)らの研究アーカイブが収められている。オンライン公開されている一部コンテンツに加え、館内のデジタルハブでは、特別資料や骨格標本コレクション(Ruth DeLynn Cetacean Osteological Collection)、赤潮対策プログラム(Red Tide Initiative)、サンゴ礁保護プログラム(Protect Our Reefs)など、より広範な研究資源へのアクセスが可能となる。

モートの最高イノベーション責任者であるアレックス・ビーバーズ博士(Dr. Alex Beavers)は、「このデジタルハブは、来館者が研究と歴史に触れる新たな形を提供するものだ。技術と環境責任に注力するヘリオスとの協力は、科学的発見と保全を推進する我々の使命と一致している」とコメントした。

一方、ヘリオスの社長兼CEOであるショーン・ベーガン(Sean Bagan)氏は、「ナウティラス・ソサエティ(Nautilus Society)レベルのスポンサーとして本プロジェクトに参画することは、地域社会への投資と環境分野への貢献を示すものだ。年間数十万人が訪れるSEAは、環境研究の推進やデータ活用の高度化、人材獲得、次世代の海洋科学者育成に向けた重要な基盤となる」と述べた。

ヘリオスは、建設機械、マテリアルハンドリング、農業、エネルギー、マリン分野など多様な市場向けにモーションコントロールおよび電子制御技術を展開しており、世界90カ国以上に製品を供給している。今回の取り組みは、同社の環境配慮と教育支援の姿勢を具体化するものとなる。

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