ホロット(Haulotte)、北米展示会「ARAショー」で安全性とスマート技術を前面訴求

・最新機種と革新機能を披露

ホロット(Haulotte):2026年3月19日

ホロットの北米法人であるホロット・ノースアメリカ(Haulotte North America)は、米国レンタル機器業界最大級の展示会「ARAショー(ARA Show)2026」に出展し、安全性と生産性向上を支える最新技術と機種を紹介した。会場となったフロリダ州オーランドには、フリート性能や現場効率、安全性の向上を求めるレンタル事業者が多数来場し、同社ブースは期間を通じて高い集客を記録した。

今回の出展では、スマート技術や安全機能、レンタル運用の効率化を支援する製品群が中心テーマとなり、既存顧客に加え新規来場者からも関心を集めた。

■幅広い用途に対応する8機種を展示

ブースでは、屋内メンテナンスから屋外の高負荷作業まで幅広いニーズに対応する8機種を展示。製品ラインアップの広さを改めて訴求した。主な展示機は以下の通り。

・テレスコピックブーム:HT16 RJT O
・屈折式ブーム:HA16 RTJ O、SIGMA 16 PRO
・シザーリフト:Compact 12、Optimum 8
・垂直マスト:STAR 10
・軽量自走式ブーム:45XA

これらの機種の一部には、新開発の「エクストラステップ(Extra Step)」や車載診断ツール「アクティブスクリーン(Activ’Screen)」、安全アンカーシステム「ファストン(FASTN)」といった革新機能が搭載されている。なおFASTNは「ワーキング・アット・ハイト・アワード(Working at Height Awards)2024」で安全革新賞を受賞している。

■稼働率向上に寄与する車載診断機能

アクティブスクリーンは機体に直接組み込まれた診断インターフェースで、オペレーターや整備担当者に対し、直感的な画面操作で各種情報を提供する。故障診断の手順ガイドやキャリブレーション支援、アラート表示などによりトラブル対応や日常点検を簡素化し、ダウンタイムの削減と稼働率向上に貢献する。

展示会では、メニュー構成の分かりやすさや故障コードへの迅速なアクセス性、外部機器を使わずに整備作業を効率化できる点が来場者から高く評価された。

■安全性を強化するアンカーシステム

ファストンは、作業現場での安全確保を目的としたアクティブ型の汎用アンカーシステム。安全装置の無効化を防ぐ機構を備え、常に適切な墜落防止措置の下で機械が使用されることを保証する。レンタル機器においては、現場配備後も安全基準を確実に維持できる点が評価されており、来場者からも「遵守が前提となる安全機能」として関心を集めた。

■作業効率を高める「エクストラステップ」

エクストラステップは、電動シザーリフト向けのオプションで、作業床内に設置される昇降ステップにより作業高さを約49cm向上させる。天井裏設備や高所配管など、アクセスが難しい箇所への作業性を改善し、機体の再配置を減らすことで効率向上に寄与する。狭小空間や繰り返し作業が多い屋内用途に適した機能となっている。

■レンタル事業者との対話を深化

会期中は、実機デモや技術説明、安全運用やフリート最適化に関する議論が活発に行われ、同社は「非常に実りある展示となった」としている。

ホロット・ノースアメリカのポール・ジェンセン(Paul Jensen)マーケティングマネージャーは、「機械の高稼働と整備性の向上は、現場効率と顧客収益の向上に直結する。今回の展示では、安全かつ効率的な運用を支える当社の技術とサポート体制を示すことができた」と述べた。

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