コベルコ建機は3月23日、2026年春季総合労働条件交渉において、労働組合が求めていた月額1万5,000円(組合員1人平均)の賃金改善に対し、月額1万3,000円の引き上げを回答したと発表した。
同社は建設機械の開発・製造に加え、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した取り組みを通じ、建設業界の課題解決を図っている。こうした事業の持続的成長には、将来を担う優秀な人材の確保・定着が不可欠であり、「人への投資」を重要な経営課題と位置付けている。
今回の賃上げは、物価上昇が続く環境下で従業員の実質賃金の維持・向上を図る狙いもある。従業員の生活基盤の安定と職場の活力向上につなげることで、企業競争力の強化を目指す。
同社は今後も、人材の確保・育成・定着を進めるとともに、従業員が能力を最大限発揮できる職場環境の整備に取り組む方針。