カナデビア、カーボベルデ向け海水淡水化プラント機器供給を受注

・日量1.5万㎥規模で約30万人の水需要に対応

カナデビアは3月23日、アフリカ・カーボベルデ共和国における海水淡水化プラントの設計および機器供給契約を、中国のエンジニアリング会社CMECより受注したと発表した。

本プロジェクトは、国際協力機構(JICA)の円借款を活用し、サンティアゴ島の北部カルヘタ(5,000㎥/日)および南部パルマレージョ(10,000㎥/日)に海水淡水化プラントを建設するもの。豊田通商が上下水道公社からプラントおよび送水網の建設工事を受注し、CMECが下請として参画、カナデビアは逆浸透(RO)膜方式によるプラントの設計・機器供給を担う。

同社は、オーストラリア子会社のオズモフロ(Osmoflo Holdings Pty Ltd)と連携し、技術提供を行う。両プラントの合計処理能力は1日あたり1万5,000㎥で、JICAの想定する一人当たり水使用量(50L/日)に基づくと、約30万人分の飲料水および生活用水を供給可能となる。

カーボベルデは降水量が少なく恒常河川も存在しない水資源の乏しい島嶼国で、地下水の塩水化や観光需要・人口増加に伴う水需要の拡大が課題となっている。本案件により、安全で安定した水供給体制の構築を通じて、生活環境や公衆衛生の改善が期待される。

海水淡水化は水資源制約のある地域における有効なインフラとして重要性が高まっており、同社グループは今後も同分野での事業展開を強化し、グローバルでの社会課題解決に貢献する方針だ。

■プロジェクト概要
・発注者:China Machinery Engineering Corporation
・業務内容:海水淡水化プラントの設計・機器供給
・処理能力:合計15,000㎥/日
・建設場所:カーボベルデ共和国 サンティアゴ島
・納期:2028年1月頃(プロジェクト全体は2029年1月頃)

ニュースリリース