・統合デジタル基盤で部品発注を効率化、ディーラーの業務高度化と農家への迅速供給を実現
AGCO:2026年3月16日
AGCOは3月16日、同社の「AGCOパーツショップB2B(AGCO Parts Shop B2B)」デジタル技術チームが、「2026デジタルエンジニアリングアワード(Digital Engineering Awards)」の「エンジニアリング・ザ・チェンジ(Engineering The Change)」部門で「コメンダブル賞(Commendable Prize)」を受賞したと発表した。
同賞は、技術を活用した変革において卓越した成果を上げた企業・組織を表彰するもの。3月12日に米ボストンで授賞式が行われ、AGCOの農業分野におけるデジタル革新の取り組みが評価された。
今回の受賞は、「デジタルトランスフォーメーション・オブ・ザ・イヤー(Digital Transformation of the Year)」カテゴリーの一環として位置付けられており、AGCOパーツショップB2Bの急速な進化と、ディーラー体験の向上への貢献が評価された。これにより同チームは、世界的なデジタルイノベーションの先進事例の一つとして認知された。
AGCOパーツショップB2Bは、世界中のディーラー向けに部品発注業務を効率化・高度化する次世代の統合デジタルプラットフォーム。従来の複数の部品関連システムを一本化し、透明性の高いプロセス、リアルタイムの注文追跡、迅速な納品、幅広い製品ラインアップへのアクセスを提供する。
同プラットフォームはすでに欧州・中東・アジア・太平洋地域で導入されており、2026年10月以降は北米でも展開を予定。ディーラーとAGCOの部品事業との接点を大きく変革するもので、同社の「ファーマー・ファースト(Farmer First)」戦略のもと、農家への重要部品の迅速かつ効率的な供給を支える。
AGCOのカスタマーサクセスおよび北米農業担当シニアバイスプレジデントであるステファン・カスパリ(Stefan Caspari)氏は、「今回の受賞は、当社のデジタル分野における継続的な取り組みと革新へのコミットメントが評価されたものであり、大変光栄に思う。業界で最も農家志向の企業となるべく、チーム一丸となって取り組んできた成果だ」とコメントした。
今回の成果は、AGCOのアフターセールス部門およびデジタルトランスフォーメーション部門との連携により実現したもの。プラットフォームの高度化により、ディーラー向けに信頼性・操作性・一貫性を備えたサービス提供を実現し、注文精度の向上や業務効率化など、具体的なビジネス成果にもつながっている。
AGCOは今後もデジタル化を加速し、より高度な業務プロセスとソリューションの開発を通じて、ディーラーおよび顧客への価値提供を強化する方針。今回の受賞は、同社のビジョン、チームワーク、技術革新の成果を示す重要なマイルストーンと位置付けられる。
■企業概要
AGCO(AGCO)は、農業機械および精密農業技術の世界的リーディングカンパニー。「ファーマー・ファースト」戦略のもと、フェント(Fendt)、マッセイファーガソン(Massey Ferguson)、PTx(PTx)、バルトラ(Valtra)といったブランドを展開する。高性能機械やスマート農業ソリューションに加え、ブランド横断型の後付け技術や自動化ソリューションを提供し、持続可能な農業と生産性向上を支援している。