日本信号、アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊線向けATS 追加案件を受注

・車上装置77編成分と地上装置を供給

日本信号は3月16日、丸紅からアルゼンチン・ブエノスアイレス近郊線向けの自動列車停止装置(ATS:Automatic Train Stop)追加案件を受注したと発表した。近郊線におけるATS信号区間の拡張に伴うもので、車両用装置や地上装置などを供給する。

 同社は2017年、アルゼンチン国鉄全線(8路線、約1,500km)向けにATS車両用装置(280編成分)と地上装置一式を納入している。今回の受注はその導入実績を踏まえた追加案件で、アルゼンチン鉄道インフラ管理公団(Administración de Infraestructuras Ferroviarias S.A.)と丸紅が締結したATS追加機器納入契約に基づき、丸紅と日本信号の間で機器供給契約を締結した。

 今回のプロジェクトでは、車両用装置77編成分のほか、ミトレ線、サルミエント線、ロカ線における信号区間拡張に対応した地上装置一式およびATS試験機を供給する予定。ブエノスアイレス近郊鉄道の安全性向上と運行信頼性の強化に寄与する。

 丸紅と日本信号は、1981年および2015年のロカ線向け設備納入、さらに2017年の全線ATS導入などを通じ、長年にわたり同地域の鉄道安全システム整備に関わってきた。日本信号は今後も「安全と信頼」の技術を通じて、アルゼンチンの交通インフラ発展に貢献していくとしている。

■プロジェクト概要
案件名:アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊線ATS追加導入
発注元:丸紅
最終顧客:アルゼンチン鉄道インフラ管理公団(Administración de Infraestructuras Ferroviarias S.A.)
納入機器:ATS車両用装置(77編成分)、地上装置一式、ATS試験機
対象路線:ミトレ線、サルミエント線、ロカ線
対象地域:アルゼンチン・ブエノスアイレス近郊

ニュースリリース