・サービスと部品供給にも投資
JCB:2026年3月10日
英国の建設機械メーカー、JCBは、オーストラリア市場で新たな販売体制を構築する。メルボルンで開催した調印式で、同社はアダプタリフト・グループ(Adaptalift Group)を豪州主要都市の販売代理店に指名したことを明らかにした。併せてサービス体制や補修部品供給の強化に向けた大規模投資も進める。
新代理店となるアダプタリフトは、メルボルン、シドニー、ブリスベン、パース、アデレードといったオーストラリアの主要都市を担当し、販売とサービスを展開する。JCBは同国市場での事業拡大に向け、販売ネットワークの刷新と顧客サポート体制の強化を進めている。
また同社は、アフターサービスの強化を目的にサービス支援と部品供給体制への投資を拡大する。新たな部品倉庫の整備に加え、DHLサプライチェーン(DHL Supply Chain)と物流パートナーシップを締結し、補修部品の迅速供給を図る。これにより機械の稼働率向上と顧客の業務継続を支援する。
JCBのジョージ・バンフォード副会長(George Bamford)は「これはJCBにとってオーストラリアでの大きな節目だ。昨年末に新本社の設立、新代理店の配置、顧客サポート強化という明確な計画を示したが、今回それを実行に移している。アダプタリフトはサービス志向、広いネットワーク、人材の面で当社の求める条件を備えており、共にサービス主導型のより強固な事業基盤を築いていく」と述べた。
また、JCBのグレアム・マクドナルドCEO(Graeme Macdonald)は「アダプタリフトのサービス重視の企業文化はJCBの価値観と完全に一致している。オーストラリアの顧客は、サービスと製品サポートの面で大きな変化を実感することになるだろう」とコメントした。
一方、アダプタリフトのリンゼイ・ウィッフェンCEO(Lindsay Whiffen)は「JCBは世界的ブランドであり、主要都市および地域市場で同ブランドを取り扱えることを誇りに思う。優れた製品群の販売、迅速なサービス、世界水準の部品供給体制を提供し、機械を安全かつ確実に稼働させることに注力する」と語った。
JCBのティム・バーンホープ営業担当マネージングディレクター(Tim Burnhope)も「新代理店の設置、物流体制の強化、そして大規模投資により、JCBがオーストラリア市場で本格的に事業拡大を進める姿勢を明確に示している」と述べた。
アダプタリフト・グループはオーストラリアの家族経営企業で、機械設備ソリューションを提供する企業。全国規模の拠点ネットワークとフィールドサービス体制を持ち、機械販売、レンタル、ライフサイクルサポートを展開している。安全性、稼働率、生産性の向上を重視したサービス提供を強みとする。
コメントを投稿するにはログインしてください。