タクマ(兵庫県尼崎市)は3月12日、ボイラの生産拠点である播磨工場(兵庫県高砂市)で「新研究棟(仮称)」の建設工事に着工したと発表した。延床面積約2,200㎡の鉄骨造3階建てで、2027年5月の竣工を予定。グループ会社の環境分析企業が移転し、環境に関する測定・分析業務の機能強化を図る。
新研究棟には、環境に関する測定・分析サービスを提供するグループ会社の環境ソルテックが移転する。環境ソルテックは、タクマの分析センターを分社化する形で2000年に設立され、現在は播磨工場内の既存研究棟に入居している。
同社は、タクマが納入する環境・エネルギープラントを中心に、ばい煙や排ガス、ダイオキシン類の測定、ごみ質や燃料の分析などを受託している。さらに、クリーンルームにおけるイオンや金属類など微量物質の分析技術を有しており、近年は建設会社や半導体メーカーからの分析依頼も増加している。
こうした需要拡大に伴い、同社では人員の増加や高性能分析装置の導入が進んでいることから、新たな研究拠点の整備を決定した。新研究棟は「笑顔があふれ、誰もが快適に働ける、持続可能な新しい研究・分析拠点の創造」をコンセプトとし、機器配置の最適化が可能な研究スペースの確保や、働きやすい職場環境の整備、BCP(事業継続計画)対応の強化などを進める。
これにより、測定・分析業務の品質向上を図るとともに、環境保全分野での技術サービスの拡充につなげる考えだ。
■プロジェクト概要
事業主体:タクマ
施設名:新研究棟(仮称)
建設場所:兵庫県高砂市荒井町新浜1丁目2番1号(タクマ播磨工場内)
用途:環境測定・分析研究施設(環境ソルテック移転)
延床面積:約2,200㎡
構造:鉄骨造3階建て
着工:2026年2月
竣工:2027年5月(予定)
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