・次世代マテハンシステムの実現へ
ダイフクは3月11日、AIやロボットなど先端技術の研究開発を担う新拠点「東京Lab」を東京都港区に開設した。AIとロボティクスを融合させた次世代マテリアルハンドリング(マテハン)システムの開発を加速し、物流センターや工場の完全無人化を見据えた技術基盤の確立を目指す。
同社はAIをマテハン進化の“新たな技術基盤”と位置付け、製品やシステムへの段階的な実装を進めている。さらにヒューマノイドを含む次世代ロボット技術、IoT、デジタルツインなどの先端技術を組み合わせることで、より高度で自律的なマテハンシステムの構築を推進している。
今回開設した東京Labは、こうした将来技術の探索から製品・システムへの実装までを一体的に進める研究開発拠点。マテハン設備の知能化を支えるフィジカルAIの研究や、その中核となるロボット基盤モデルの構築、人手作業の代替を可能にするロボティクス技術の確立に取り組む。
開設当初の人員は約30人で、社内異動や新卒・キャリア採用を通じて2027年度には約50人規模へ拡充する計画。大学や研究機関、スタートアップとの連携も進め、研究成果を全社の製品・システム開発へ迅速に展開していく。
ダイフクの国内研究開発拠点は、マザー工場である滋賀事業所、2025年11月に開設した京都Labに続き、今回の東京Labで3拠点体制となる。
同社専務執行役員CTOでビジネスイノベーション本部長の権藤卓也氏は「東京Labは、当社が各事業で培ってきた技術や知見を発展させ、AIやロボティクスを軸とした次世代マテハンシステムを実現する中核拠点。未来を見据えた技術探索から製品・システムへの実装までをスピード感を持って進め、新たな価値創出につなげていく」とコメントしている。
■東京Labの概要
所在地:東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング19階
床面積:約1,000㎡
機能:中長期かつ全社的な視点に立った先端技術・新規事業の研究開発
主な施設:研究・開発エリア、共創エリア、展示・テストエリア、オフィスエリア
開設日:2026年3月11日
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