エピロック、南アの鉱山アフターマーケット企業を買収

・アフリカで補修部品・サービス事業を強化、鉱山機械向け製造能力を拡充

エピロック(Epiroc) :2026年3月9日

エピロックは3月9日、南アフリカの鉱山向けアフターマーケットソリューション企業、イベントスペック(Eventspec Proprietary Limited)の事業を買収することで合意したと発表した。鉱山機械向け補修部品の製造能力とサービス体制を強化し、成長が見込まれるアフリカ市場での事業拡大を図る。

イベントスペックは南アフリカ・ヨハネスブルグに本拠を置く企業で、20年以上にわたり鉱山向け部品の製造や機械の再生・修理・サービスを手掛けてきた。主に削岩機(ドリルリグ)、鉱山用トラック、ローダー向け部品の製造を行っている。従業員数は約120人で、2025年の売上高は約2億8,000万南アフリカランド(約1億6,000万スウェーデンクローナ)。顧客は南アフリカの鉱山会社が中心となっている。

エピロックの社長兼CEOであるヘレナ・ヘドブロム(Helena Hedblom)氏は
「今回の買収は当社の製造能力を強化するとともに、スペアパーツや関連サービスの製品ポートフォリオを拡充する戦略的な取り組みとなる。成長著しいアフリカ地域およびその周辺市場での事業拡大につながる」と述べた。また「イベントスペックの優秀なチームをエピロックグループに迎えることを楽しみにしている」としている。

買収は各国当局の承認手続きなどを経て、2026年第3四半期初めに完了する見込み。買収後はエピロックの「機器・サービス事業部(Equipment & Service Business Area)」に組み込まれ、サービス関連収益として計上される予定。

■会社概要

エピロック(Epiroc)は、鉱業およびインフラ分野の顧客に対する生産性向上パートナーとして、持続可能な社会への転換を加速する技術・ソリューションを提供する企業。削岩機(ドリルリグ)や岩盤掘削機械、建設機械、地上・地下用途向けの各種ツールなどの革新的で安全性の高い機器を開発・提供している。

また、世界水準のサービスやアフターマーケットサポートに加え、自動化、デジタル化、電動化に関するソリューションも展開。本社はスウェーデン・ストックホルムに所在し、2025年の売上高は約620億スウェーデンクローナ、従業員数は約1万9,000人。世界約150カ国で顧客の事業を支援している。

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